ぬけぬけと男でいよう
」のレビュー

ぬけぬけと男でいよう

イワシタシゲユキ/内田春菊

なるほど、内田春菊さんかあ……。

2016年9月17日
「ファザーファッカー」「あたしが海に還るまで」を読了していたため、この原作者さんの男性に対する偏見は仕方ないものとして受け止めました。「主人公がたまたま馬鹿で身勝手な男だっただけ」だと思って読むと、なかなか感慨深いものがあります。実際、男女を問わずこういう人っていますしね。唯一、ココアに虫が沸いたくだりはちょっと身近に感じたかな。男性が何気なく言ったつもりのことを、女性が重く捉えすぎて(自分が責められたような気持ちになって)喧嘩に発展するという話は割とよく聞くので。
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