かしこまりました、デスティニー 上
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かしこまりました、デスティニー 上

さちも

次郎君の父の懐の広さ、久藤、宮内の活躍!

ネタバレ
2016年10月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュータイトル通り、この物語は登場人物がとても活かされていて素敵でした。Ωがαと番になり結ばれる物語。と書けばオメガバースによくある設定ですが、物語の主人公Ω、葵は発情期のフェロモンが強烈で、引き取られた先のαだらけの屋敷の使用人達が、まるでゾンビの様に群がってきておりました。そんな中、一番濃く当てられてしまった番でないαの執事長が自我を取り戻しΩを匿い、いつの間にか手にしていた竹刀でΩを求めてゾンビ化したα使用人達を恫喝する姿に、またΩの番である迷える次郎を導くβの執事、宮内さんに私は惹かれました。下巻では皆んながハッピーエンドなので、両方読んでいただきたいなと思います。余談ですが、主人公の葵くんは愛されキャラですが、Ωとして覚醒すると凄いんだなあと思いました笑
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