ぼくは麻理のなか
」のレビュー

ぼくは麻理のなか

押見修造

自分とは

ネタバレ
2016年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんなのか?主人公のマリ程では無いにしろ、この年頃の人の中では大なり小なりしばしば起こり得る出来事な気がします。自己不確定な時期というか。家庭環境が不安定な人は特に。この作者さんの面白いところは普通は人が隠したくなる恥ずかしい部分を晒け出せるところだなって思います。所謂厨二病的な。そうゆう所が人間くさくて結構好きです。やれと言われてできる作品じゃない。カッコつけた作品はたくさんあるけど、こういう人間くさい作品は貴重だなぁって思います。強いて言うならもう一捻り欲しいかな、ストーリー的に。でも面白かったです。
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