すんドめ
」のレビュー

すんドめ

岡田和人

最終巻にすべて詰まってる。

2016年11月20日
序盤、中盤とはダラダラと変態趣向なエロが続きます。エロ漫画としては中途半端、一部のマニアを除けば、読者を興奮させようというような描写はないです。
ラブストーリーとしてときめくにも、やっぱりいびつで変わっていて、まるきり共感するには至らない。
けれど最終巻に、それまでダラダラと描かれた変態的な歪んだ愛、またはくだらない遊びをしながらすごした青春が
どれ程大切で輝いたものかを訴えられます。
愛おしくて涙が出ました。
絵柄や内容的に好みはあるかと思いますが、心にジーンとくる、数少ない漫画の一つだと思います。
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