誰カ烏ノ雌雄ヲ知ランヤ
」のレビュー

誰カ烏ノ雌雄ヲ知ランヤ

吉野ルカ

アホっぽさとシリアスと

2016年11月29日
ちょっとアホで根が明るいホストの翔平と、優秀だけどいろいろ重く考えてしまう薬剤師の矢上のお話。
翔平が本当にアホっぽい思考や行動をするんで、一瞬違和感を感じるのですが、その意外な動きに読む手が止まらない感じです。
矢上のモノローグや動きには違和感を感じないので、作家さん意図してるんだろうな。
そのアホっぽい展開に笑ったり、思わぬシリアスな展開にじーんときたり出来る作品です。
絵は見やすいけれど、何か味が今一歩足りない感じです。
線の太さに抑揚がなくて、一定の同じ細さで描いているからかな。
読み放題対象。1-8巻各30ページ。
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