針のかたなと御器のふね
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針のかたなと御器のふね

日の出ハイム

古典モノが好きならお薦め

2016年12月1日
平安時代を舞台にした一寸法師を下敷きにしたお話で、他にも歴史上の人物や他のお伽噺の要素も含まれていて古典や平安時代モノがお好きな方にはお薦めです。
主人公2人の心情描写がゆっくりと丁寧に描かれていて、クライマックスで最高潮に達して思わず涙。
日の出さんの作品には時々とてもとても切ないキャラが登場するのですが、この作品にもそんなキャラがいて、その話がまた泣けます。
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