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松浦だるま

目が離せない

2016年12月1日
素晴らしい美貌をもつ大女優の母を持ちながら、醜く生まれてしまった主人公、かさね。
大女優の母のような役者を夢見るかさねが、死んだ母からの言葉を思い出して形見の口紅を手に自分の人生を切り開いていく作品。
最初はダークな絵柄だと思っていたけど、読めば読むほどその美しさにハマっていきます。
舞台が好きな方は、自分の好きな作品が出るとワクワクするかも。
また、この作品を読んでいたら、知らなかった舞台作品の原作を読みたくなりました。
いまではチェーホフのとりこです。笑
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