PEACE MAKER
」のレビュー

PEACE MAKER

皆川亮二

全巻読んだ感想

ネタバレ
2016年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 【ジャンル】
ガンアクション、バトル

【舞台】
西部開拓時代のアメリカがモデルの架空世界

【絵】
構図等も上手く、迫力があります。場面の切り替えもアニメでよくあるような表現があったり面白いです。

【ストーリー】
主人公のホープ・エマーソンが謎の少女ニコラを守りながら旅をすることから物語が始まり、後半は「エマーソンの血」にも話が及びます。

【読後感】
最後のホープ・エマーソン対兄のコール・エマーソンの対決の行方はなんだかふわっとしててわからず仕舞でした。キャラによっては結婚していたり子供がいたり、ハッピーエンドと言えるとは思えますが、ハッピー感満載の終わりかたではありません。洋画のような終わりかたです。洋画的な終わりかたが好きな人には好まれるかもしれません。

【個人的感想】
銃を使って勝負をする「デュエル」が軸になっている漫画なので死者は多いです。
武器が銃という事もあって結構あっさりとキャラが亡くなっていきますが、話の面白さで引っ張られ、最後まで読むに至りました。
しかし、後半から少し失速気味な印象を受けました。2部からは主人公のホープが人を手に掛ける事に
抵抗を無くしてしまい、1部であれだけこだわっていた信念を捨ててしまった事にも少々がっかりでした。
全体的に見ればうまくまとまっていて良かったのかもしれません。
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