蜘蛛の見る夢
」のレビュー

蜘蛛の見る夢

丸木文華/Ciel

オススメです。

ネタバレ
2016年12月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 呪いと噂されるほど短命で異常性癖を持つ男系が続く実業家の跡取り息子のヒーローと、ヒーローに従者として幼い頃から仕えていたものの、ある事故で昏睡状態になり、目覚めると殆どの記憶を失っていたヒロインの話。
ヒーロー以下、見事なまでに歪んだ登場人物ばかりで、おまけに縄やら鞭やら出てきたりして、とてもソーニャ文庫らしい一冊でした(褒め言葉)
特殊すぎる環境の中で戸惑いながらも徐々に記憶を取り戻していく、まるでミステリーのような展開に前半を裂いたせいか、後半は中毒かな?と言いたくなるほど貪ってます(^o^;)
ラストは一応ハッピーエンドですが「おお、そうきたか…」という感じ。絡め捕られたのは果たして…。
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