アイドル寮の欲情ルール
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アイドル寮の欲情ルール

はる桜菜

うーん

ネタバレ
2016年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 瑛司君がかわいそうな気が…
主人公を採用したくて瑛司君も採用したという台詞があるということは、セット採用ということですよね?二人でトップを目指すんですよね?
それなら、自分だけが偶然上に気に入られて厚待遇に(逆にそのせいでいらぬトラブルもあったとしても)なってるんだから、瑛司君の気持ちもわかるのでは…?主人公…。
さらに自分のことで八つ当たりをよけいに受けている現場を見ているし…。
友情を裏切られたことにショックを受けたとしても、それで前に進めなくなるほど落ち込む相手が出ていってしまってそれでいいんですか…?
まきさんが勝手に瑛司君のイニシャルをユニット名に入れて夢がつながったとしている4巻のラストに疑問を持ちました。瑛司君とちゃんと向き合ってこそ夢がつながるのでは…?
まきさんは俺のオンナを傷つけやがってみたいなノリで瑛司君を殴りに行ったんでしょうけど、あそこまで言って言葉でもさらに傷つける必要はあったのでしょうか。
どうせ辞めるだの、つまらないだの、主人公を採用したかったから採用されただの……
主人公が瑛司君のことを放っとけないって言ってた事などを伝えて何故それを裏切るような事をしたのか攻めるならいざ知らず、あんなのただの誹謗中傷です。まきさんの人間性を疑いますし、もしそれを主人公が聞いていたら、もしくはあとで知ることができたら、まきさんを殴って怒って欲しいです。
主人公はまきさんに抱きついて癒されていましたが、瑛司君は誰が癒してくれるのでしょうか?主人公しかいなかったのに…
まきさんは瑛司君をあれだけ傷つけておいて、主人公の部屋に成敗したことを伝えにいって、主人公にとって瑛司君がどれだけ大切だったか聞いたとたん勝手にイニシャルだけユニット名に入れて…格好の良くない攻めだなぁと感じました。
今後、瑛司君への救済があることを期待しています。
本当にまきさんの発言を主人公に聞かせて殴られて欲しい……
それを聞いても怒らないのなら主人公と瑛司君の友情も二人でトップを目指すという夢もただの口だけでなんの重みもないと思います。
瑛司君が主人公にぶちまけた台詞は、至極全うな感情だと思います。
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