小津くんのヰタ・セクスアリス
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小津くんのヰタ・セクスアリス

カシオ

短いけど面白かった

2016年12月26日
表題作は、1話2話が6ページくらいの超短編ですが、3話目が56ページありました。
短いながらも、小津の人となりや、アララギの執着なんかも垣間見え、
最終的にはどちらも存在感のあるキャラになりました。

ただし、うじうじした主人公が苦手な方はご注意下さい。
精神面は結構拗らせてます。

30歳で童貞なのを図らずもカミングアウトする事になり、
同様にアララギも童貞だと知り安心した小津。
でも、アララギは女性との経験が無いと言っても、
ゲイですからね〜〜(しかも、タチ)
ドタバタと2人の関係が深まる様子は見ていて楽しかったです。

もう一つのお話は、メガネのキモヲタ成田と、
成田がメガネを外した時に親しくなった同級生の南とのヲタク物語。

作品は2009年〜〜2011年に描かれたもので、今と少し画力が違いますが
楽しく読めました。
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