さようなら、と君は手を振った
」のレビュー

さようなら、と君は手を振った

木原音瀬/深井結己

すれ違って知る愛

2016年12月31日
紙書籍。腹が立つくらい見栄っ張りの誠一に対する啓介の愛情の深さを感じてその健気さが切ないです。啓介の元妻に好きな人ができて別れ、元妻が亡くなったからと引き取った息子。愛情のすれ違いを経て得た誠一。こうあるべきという形ないですが愛情が深いイメージを持つ啓介が誠一と息子に対する愛の向け方が誠一に対してはわかるけれど息子に対して意外な感じがします。
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