とあるおっさんのVRMMO活動記
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とあるおっさんのVRMMO活動記

六堂秀哉/椎名ほわほわ

戦う生産系プレーヤーの冒険活劇

ネタバレ
2017年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前からアルファポリスで読んで気に入っていた
ので年末年始用に他の異世界ファンタジー作品
と共に全巻購入。

いやー面白いわこれ。

主人公が「俺TUEEE!!」になっていく過程
が他作品のようにチートやギフトでいきなり強いの
ではなく、現実社会と同じように本人の地道な努力
で徐々に上がっていき、気がついたら、身に付けた
スキルや技がオンリーワンになっているのがいい。

対人関係もVRMMORPGなのに実社会と同じような
流れで制限や制約がある中で少しずつ親しくなったり、
広がっていく感じが「社会人あるある」っぽくて読んで
いて興味深い。

作画はいわゆる「へた絵」で簡素化されているけど、
作画の六堂秀哉の原作解釈が正確に理解、反映
されている結果で意図されたものだと感じる。

感想の中には辛辣な評価を下す人もいるようだが
俺は逆にこの作品を高く評価する。あえて欠点を
あげるなら、コマ割りが細かいのと文字が多いの
でタブレットで読むと少々読みづらい。(大画面の
PCで読めば問題なし)

身銭を切っても損はない。
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