蟷螂の檻
」のレビュー

蟷螂の檻

彩景でりこ

面白いけれど 底知れぬ不気味さを感じる

ネタバレ
2017年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ でりこさんの作品は陽気なものしか知らなかったので読んでびっくりしました。登場人物はみんなどこかしら歪んでいるけれど、典彦が一番不気味に思えます。歪んだ愛か執着かわからないものが育郎を捉え、依存しするよう仕向け、どこへ向かおうとするのか…2巻の終わりも気になります。どなたかも書かれていたけど、渡瀬悠宇さんの桜狩りのようななんとも気味の悪さを感じました。続編が楽しみです。
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