夢みる太陽
」のレビュー

夢みる太陽

高野苺

家出と一人暮らし 普通に少し憧れる要素だ

2017年1月15日
しま奈って名前が云々というところからして「!」なところを、ホントに家出して一人暮らし(といってもシェアハウス)始めるから、既に冒頭から惹き付けるのが上手い。同じ学校の男子もいて、てっきり朝陽(あさひ)さんにそれなりにと思ったら違ってるわ、同学年の男子も同じハウスで親しくなるわで、狭い世界でごちょごちょと賑やかな日々。
大家さんも、トンデモ設定。でも、早い内に登場しており重要人物なのは分かりきったこと。
夢の独立生活で、十代二十代の女の子には、ほんとに、お話の世界でやってみたいことを疑似体験気分味わえて好感度高い。娘も大好きな作品。

明るくて楽しくて、いいとこだらけの薔薇色シェアハウス生活。その年齢で飛び出したんだね、と冷静には考えても、この展開は、願望を地で行くので、恋模様もカラフル。
太陽さんは、いつから?とは思うけれど、しま奈とのやり取りは楽しい。

三浦さんだけ、わたしには、馴染めなかった。
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