このレビューはネタバレを含みます▼
高評価だったため、前から気になっていました。
今回半額だったため、2巻まで購入・読破済みです。
まず、2巻で完結。
あとリバです。
表紙的には右の黒髪(トム)が攻っぽいですが、実際は左の金髪(プロフェット)の方が性格的にも攻っぽい。
攻守は交互で同回数程度。
自分はリバに余り惹かれませんが、各性格というか性質に矛盾なく描写されており、このカプに関してはアリだと思いました。
ただ、翻訳が下手で…。
折角のキャラと設定ですが、「え、何??」と思うことがまま有ります。
描写に関しての言葉の不足が最後まで多くて、引っかかる度に前後を何度か読み返して自力で推測して埋めていくため疲れますし、シラケます。
ただ訳している感じ。
「小説」としての描写の流れとか全然気にしてなくて、とても残念です。
そして「訳しているだけ」なので、同じような話を何回もするし、結果何を言いたいのか分からなくて、結末としてどうなったかイマイチ分からない…(笑)
というか、どっちのセリフこれ??って感じでもあるし、言わないって言ってるのに話し始めたり聞かないって言ったのに何度も聞いたり…。
依存してるからダメと言ったのに、そんな問題も解決しないまま一緒に居るようだし、そもそも7人目?6人目?の子の意味(前の子はどうした)も良く分からない…。
第六感?的な力も2巻ではほぼ発揮され無いし、発揮されない理由も不明(州をでなければ発揮されないなら、地元でそこまで問題にならなかったのでは??それとも州を出たら…は冗談?)
読解力の問題かな…?
あと、文章の途中でのー(棒線)を入れての追記みたいなのが多すぎ(笑)ちょっと邪魔。もう少しだけでも、前後の文面に組み込んで減らした方がスムーズだと思うことも多々。
推測はしょせん推測だから、解釈が合ってるか分からなくて、ちょっとモヤモヤもしてます。
翻訳後に整えられていたら、もっともっと面白かったと自分は思いました。残念。
ただ、挿絵が絶品秀逸!!
この挿絵のためだけでも好きな方なら買う価値あると思います。
読んで、見ると、すごくドンピシャです。
良く分からない描写もきちんと描かれているのでありがたい(笑)
挿絵あり嬉しい。