ひとり占めセオリー
」のレビュー

ひとり占めセオリー

北上れん

描き分けが残念

2017年1月19日
「ひとり占めセオリー」
佐倉の家に入り浸り、結局そのまま同居している立花。
佐倉への想いに気が付き、だんだん同居が辛くなる。
そこで、卒業も近いし家を出ようと決意。

「恋落ちルール」「蜜月ルール」表紙の2人。
高尾の顔が好きな若宮。高尾の顔を見るのが楽しみだったが、
もう1人好みの顔の男西岡先生が現れて、高尾との気持ちの違いに気付く。

佐倉、立花、高尾、若宮は同じ大学の同期。
4人でよくつるんでいます。
そして、西岡先生はスピンオフ
「みちづれポリシー」(別巻)が出ています。

どちらのお話も、さくっとくっつきます。
もちろんある程度の葛藤やすれ違いはありましたが、
短編の短絡さが残念。
そして髪型が似てるとどっち??ってなる…
絵は綺麗ですが描き分けに関してはイマイチ。
エロもあるし、読むのに疲れないので
さらっと読めます。

他に、短編2つ「ほころぶのは誰のため」「お世話になっております」
この作家さん、どっちかが世話焼きタイプってカプが多いですね。
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