死神たちのレイゾンデイト
」のレビュー

死神たちのレイゾンデイト

冬織透真

雪白の大学の友達が

ネタバレ
2017年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良いコで泣けました。 来世こそ結ばれて幸せになれる恋をしてほしいです;;

ただ、同じ能力を持つ先輩バイトの柾臣は同じ力があってもっと辛さも知っていた筈なのに、あれはダメだろうと思う。惹かれているからこそ我慢すべき! まあ、ずっと病院居て青春したかった気持ちも私も子供時代から大人になっても結構入退院しているからこそ正直分かるし、大人びてても高校生という半分子供だし、この話の流れからしたら仕方ないのかもしれないけれど。。 それでもやっぱり堪えてほしかったので完全に好きになれなかった。 死後に制服のままでいたのは偉かったんだけどねえ。。

それに何をやっても中の中だろうと平凡な女子高生がいくら才能があってもあんな“死神”の手伝いのバイトはしないと思うし、“死神”に人間の手伝いが必要とかって。。。。 そういう無理な設定があると入りこめない。

それでも、“死期が迫った人を見分けることができるのが数日延びていく”とかはただ見分けられるだけと違って面白い設定だった。

また、「きっとこれは、何の役にも立たなかったこの能力で
人を助けられるチャンスなんだ」と「何もしてあげられない」とあきらめずに頑張るのはイイし、死という難しいテーマを扱っていることもあって☆は普段よりプラスです。 この作品を読んで、私も含めてだけど皆が「最期を迎える人に強く向き合える人になりたい★ミ」と考えて努力してくれるとうれしいですからf^。^; 皆、がんばろう0(^0^)0
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