さようなら、と君は手を振った
」のレビュー

さようなら、と君は手を振った

木原音瀬/深井結己

作者さん買いです。

ネタバレ
2017年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自己愛と体裁重視の誠一と従兄弟で他者愛的な癒しの啓介の物語。
出会った十代に性的関係を持ち数年後に再会するところから始まります。誠一は利己的に啓介と身体を繋ぎ、啓介は誠一をずっと思い続けるだけの受動的でストーリーは続き、別れを伴い変わっていく過程が切ないです。
もっと切なかったのは啓介の息子と柊…最後のセリフは『始まり』なのか『終わり』なのかー私は始まりと思いたいですねぇ
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