二作品。休日のうたた寝のごとく浸りこめる

ネタバレ

2017年2月18日

このレビューはネタバレを含みます▼ 拝啓、子爵様ー身分違いの恋の苦しさ。腹をくくれば成立する、簡単なようでここまで意思を持ってくるのに、長い道のりを歩いた。
HQは、薄幸の女性や、愛に恵まれなかった者達を、極上の幸福へ連れ出してくれる。幸せの誕生を見届けられて、こちらも嬉しく満ち足りた気分になる。
レディー・ラブレスを探してー別居中の夫婦が本当の夫婦になるストーリー。きっかけがなんなんだけれど、結果オーライの話。ペンネームに笑える。

やはり、星合先生の描かれる二人は素敵だ。
この雰囲気に浸かり、目でストーリー世界を楽しむために、時々読みに来ている。一作目の貧しくても、品のあるヒロイン、二作目の素敵な夫が自分を向いてくれなかったところを、センセーショナルなこが起きて夫の関心を取り戻す、物書きヒロイン、そして、どちらも相手はどこに行っても目立つであろう整った容姿の男性、休日の息抜きには最高です。
特に、子爵樣、読んでいて吸い込まれそうだった。

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そめさん

(女性/60代～) 総レビュー数：0件
romance2 さん

(女性/60代～) 総レビュー数：1852件

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