暗黒女子
」のレビュー

暗黒女子

秋吉理香子

一気読みしました

ネタバレ
2017年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 女子校内でカリスマ的存在だった生徒「いつみ」の死をテーマに、サークルメンバーが順番に自作小説を朗読するという構成。
語り手がそれぞれ犯人を名指ししているが、全て違う人物。サークルメンバーの思惑や敵意・裏表が露わになっていくのが面白い。
浅田次郎作「珍妃の井戸」や湊かなえ作「告白」のようなスタイル。
自死?他殺?犯人は? どれが真実?創作?、このテのミステリーは大抵こういう結末だろうなあ〜と想像しながら読み進めて行くと、そう来たかー!という衝撃。
ラストとオーラス、種明かしが2回ある印象
以下ネタバレ ↓

そのための闇鍋か!
シャネルの腕時計が2年連続でって…そういう意味!?
マンガ版(上下・2巻)は表紙がね。
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