囚われの王子様は最凶でした
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囚われの王子様は最凶でした

香月沙耶/蔦森えん

最後が尻切れなのが残念!

ネタバレ
2017年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 周りが美形ばかりの学園でモテモテになるヒロイン。でも種族本能の結果だと知っているのでモテる度に卑屈になり…ある日、トラブルに巻き込まれ助けてくれた学友。でも彼の様子がいつもと違う事に気付いたヒロイン。彼から取引を持ちかけられ…。

全体的に、やたらキャラの美醜描写や「ダブル」の描写が繰り返され過ぎて、肝心のストーリーの内容が薄くなってしまった感があります。だからか、後半の王子部分のストーリーが充実してないし、ドタバタエンドも味気無かったです。編集でページ数を削っているのか分かりませんが、後半部分の王子救出設定がキモなのに内容が薄い、バトル描写も書き込みか少なくて、ストーリー自体の盛り上がりもバランスも酷いです。ストーリー自体は面白いのですが尻切れなので読んでいて最後まで乗り切れにくい感じになりました。魔女について王子が冷淡なのかの原因もハッキリしなくて、肝となる問題が解決出来ないままエンドに。再度編集し直して分冊化してシッカリ内容入れ込んだら素敵な作品になったのに残念です。読み切りは無理な作家様なのかもしれないですね。
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