ヤンキーショタとオタクおねえさん
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ヤンキーショタとオタクおねえさん

星海ユミ

ショタとかオタクとか飛び越えたラブコメ

2017年3月22日
正直ショタ萌をしたことが無い。
そういう好みがあることも重々承知しているが、自分の琴線には全く触れないものだった。
しかしこのマンガはそんな今まで通りのカテゴリーとか属性とか何もかもをなぎ倒す勢いで私を萌えさせてくれた!!
キャラはもちろんしっかりとついているのだけど、何せ「ヤンキー」の「純情」の破壊力が半端ないのである。
子供だからこそ起こるピュアな言動と行動、大人だからこそ鈍感になってしまう相手から向けられている好意。
年の差であるが故のすれ違いや、オタクとヤンキーだからこそ起こる勘違いはコメディーとして勿論秀逸なのだけれど、それを飛び越えるムズキュンが各話に散りばめられていて、ヤンキーショタだけでなくオタクおねえさんのことも読者は好きになれる。
オタクとかヤンショタとか煽り文句はひとまず置いておいて、相手に自分の気持ちを伝えることの難しさとそれでも何かは伝わる感動、そして誰かに恋することの楽しさが溢れる1巻でした(´˘`*)
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