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今月(5月1日~5月31日)
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シーモア島


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「今」マンガ好きが読むべき本2020年6月30日2020年春、本や書店の存在が一気に見直されることになった。各業界業績右肩下がりの中、一部書店では月間売り上げを前月比上昇させたところもあったそうだ。
私自身も3~6月までの間に通販・営業再開後の書店で毎月10冊以上コミック以外の雑誌・書籍を購入した。
街の本屋だけでなく大手チェーンも規模縮小や廃業を余儀なくされる中、作家さんご自身の書店勤務経験と今の小規模書店事情を丁寧に取材して「今」の書店事情がしっかりと反映された「戦う街の本屋さん」物語。
特に面白かったのが「取次」の話。自分も出版業界に身を置いているが、まさかあのような小規模取次があるのは知らなかった。
作家が「重版出来!」を喜ぶために、何よりも「読者」の存在が必要不可欠だ。
その「読者」が一番最初にアクセスするほんとの出会いを提供する場所「書店」。
書店がどうやって読者に本を届ける努力をしているのか、すこし想像して近所の本屋で買い物したくなる。
(という感想を電子書籍に書いてしまうのはどうなんだろうかという思いも当然ある)
連載前に同作者が描かれた読み切り版もnoteで公開されており、そちらも閉店する書店の切なさとそれでも「本屋」が好きである気持ちが表現された良いマンガなのでぜひ読んでほしい。いいね
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「誰か」のかけらが必ず見つかる2020年6月30日作者さんが実際にフランスでこのような生活をしていたのだろうか?と思わされるぐらいにしっかりと取材や観察によって描かれているとしか思えないフランスの日常風景。
フランスの土地を踏んだことのない人間でも、きっとこんな日常なんだろうなと思わせてくれるぐらいに背景もキャラクターの細かい動きも馴染んでいる。
気弱なシェフが濃い人々に囲まれながら少しずつ成長していくヒューマンドラマの中に、「謝られる側がなぜ謝る人間の心を慮らなければならないのか」や「人の噂話の信ぴょう性(本質)の無さ」など、今の時代に読むからこぞぐっさぐさに読み手の心に刺さる。
レストランやアパートに集まるのは個性的すぎるキャラクターの集まりだけれど、その中に必ずどこか「自分」のかけらや「身近な誰か」のかけらがある。読み終わった後に、自分の気持ちや態度を見直したくなる上質な一冊。 -
応援したくなる主人公!2019年12月30日ガサツ女子がどうにかカワイクなるための奮闘するギャグ漫画。
恋愛要素はないものの、とにかく主人公のがんばりが健気でかわいい!
ゴリラ家族もギャグ漫画っぽくぶっ飛んでておもしろいいいね
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これぞグルメランドサガ!!2019年10月30日アニメゾンビランドサガのコミカライズの2巻目です。
レーベルが変わってるので、既刊探しは作者さんの名前で検索するのが良いかと。
前巻ラストからおかしくなってた様子がいよいよ本格的におかしくなって、サガのグルメだけには飽き足らず観光案内も始めてしまう。
もはや佐賀観光への貢献度半端ないのでは?
グラサンと謎のおじさんの出番が多いですが、扉で可愛いフランシュシュが拝めます
佐賀観光のお供におすすめの一冊いいね
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ショタとかオタクとか飛び越えたラブコメ2017年3月22日正直ショタ萌をしたことが無い。
そういう好みがあることも重々承知しているが、自分の琴線には全く触れないものだった。
しかしこのマンガはそんな今まで通りのカテゴリーとか属性とか何もかもをなぎ倒す勢いで私を萌えさせてくれた!!
キャラはもちろんしっかりとついているのだけど、何せ「ヤンキー」の「純情」の破壊力が半端ないのである。
子供だからこそ起こるピュアな言動と行動、大人だからこそ鈍感になってしまう相手から向けられている好意。
年の差であるが故のすれ違いや、オタクとヤンキーだからこそ起こる勘違いはコメディーとして勿論秀逸なのだけれど、それを飛び越えるムズキュンが各話に散りばめられていて、ヤンキーショタだけでなくオタクおねえさんのことも読者は好きになれる。
オタクとかヤンショタとか煽り文句はひとまず置いておいて、相手に自分の気持ちを伝えることの難しさとそれでも何かは伝わる感動、そして誰かに恋することの楽しさが溢れる1巻でした(´˘`*)