いちばん遠い星
」のレビュー

いちばん遠い星

秋平しろ

読後感が最高!気持ちが丁寧で幸せ!

2017年4月10日
228ページ、1冊表題作(後日談描き下ろし22p+4コマ2p付)。

僕らの群青がすごく良かった覚えがありますが、本作も良かったです!
繊細でナーバスな心情がとても上手な方だな~と思いました。

意気地がない主人公に、健気な一途でちょっとお馬鹿ぽいけどクソエリートな後輩。

あぁ、もう読んでほんとに良かった!
途中切なくて涙が出そうでしたが幸せな読後感です。

後輩くんのお花畑ぷりに座布団3枚!
オチのようなラスト、忍耐?が評価されて良かったね!
と拍手を送りたい(笑)。
いいダンナになって欲しい(笑)。

描き下ろしでは、やっとやっとの主人公の願いがかなったぽいですが、なんだかぼんやりしてました。
でもこの2人だとそれでもいいかな(笑)

心理描写の丁寧なストーリー重視の方には、檄オススメします!

絵がぜんぜんきれいじゃなくて、表紙とか作品紹介とか変な顔にみえるけど、読んでるとぜんっぜん!気になりません!
むしろ可愛くて愛着がわいてきます(笑)
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