このレビューはネタバレを含みます▼
同タイトルのコミック版を読んで良かったので、だいたいのあらすじが分かっていてハズレは無いだろうとラノベも読んでみました。
やっぱりコミック版より詳しいし、エピソードも多いし、ちょっと違う部分もあるし、面白かったです！！
このストーリーはとにかくヒーローがカッコイイです。性格も行動も男前すぎ！それに比べてヒロインは美しくて優しいだけかな？男前なヒーローを楽しむ作品だと思います（笑）。継母の陰謀で生贄にされそうになったり、ヒロインの大切なものをことごとく奪われてきたので、ヒロインはどこか人生を達観した所があり『国のために』を信条として死すらいとわない聖女みたいに思えました。それをヒーローが『自由』を与え、自分の事を考えるように我慢強く寄り添います。ただ、あまり多くを語らないのでヒロインに誤解されてすれ違ったりするんですけど…それでもとにかく最近私が読んだ中で１番性格が男前なヒーローでした☆
ストーリーは、国の不況の為、生贄に捧げられそうになっているヒロインを、幼なじみで隣国の王子が強引に連れ去っていく所からはじまります。ヒロインは自分が捧げられなければ国を救えないと信じているので、最初はヒーローにものすごく反発しますが、『生贄になったって何も変わらない。他の対策を－』というヒーローはヒロインを嫁に求めて友好国として色々助けてくれます。が！鈍いヒロインは政略結婚になるんだと理解していて…。ヒロインが清い心だからか、とことん鈍いせいでラブラブになるまでかなり手こずります。最後まで継母から狙われ続けるヒロインが可哀想ですが、無事にハッピーエンドで良かったです☆最後にヒーローの積年の思いが爆発したようなラブ描写にドキドキしました(//∇//)
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