このレビューはネタバレを含みます▼
ニコニコ楽しそうにしてたと思ったら突然激怒する。この人大好き!この人大嫌い!の差が激しすぎる。30%〜70%の感情がなく、常に0%か100%を激しく行き来する境界性人格障害そのものなお母様でした。こんな人に育てられて支配されていた作者の幼少期は胸を痛めずには読めません。境界性人格障害の特徴を書いた本はいくつもありますが、その相手に育てられた子どもがどのように感じ、育ち、そして大人になるのか場面場面で分かりやすく書かれた本はなく、この病気について理解を深めることができました。
感想としてはありきたりですが、私が母になったら子どもを支配しようとせず理解して良いところを伸ばしてあげようと改めて肝に銘じました。