ステキです!





2017年5月2日
BLというより大正ロマンの歴史小説を読んだような読後感です。戦後の斜陽族をあまり知らないからかもしれませんが、一般人の戦後のごちゃごちゃとした、生きるのに必死でなりふり構わずというのとはまた違って静かに没落していく悲しみみたいなものが感じられ、千秋の、姉を何より大事にして自分のプライドを捨て昔のライバルに養われなければ生きていけない悔しさや複雑な心がよく伝わってきました。攻め様は千秋スキスキオーラが溢れ出てます。でも自分から無理やりという一歩手前で我慢してます。今までの丸木さんの攻め様よりチョッとだけ我慢強いかも、後書きにもありましたが、彼の目線の話しも読みたかった!なので星1つ減らしてしまいましたがとっても面白かったです!

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