赤い花、ちるちる。
」のレビュー

赤い花、ちるちる。

アキハルノビタ

そばかす主人公が可愛いです♪

ネタバレ
2017年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 丸々1冊表題作です。

老舗人形屋の御曹司と元男娼の仕立て屋の物語です。

架空の世界の物語かもしれませんが、物語の時代の雰囲気としては昭和20年代〜30年代くらいな感じがします。

立場の違う2人が出会い惹かれていく丁寧な物語です。

元男娼の為、やはり過去の客が出てきますね。その客に無理やりやられてしまう描写があるので苦手な方は要注意です。

ただ、基本はほんわか御曹司の天然オーラによって(笑)ほのぼのとした感じの物語となっています。実際のHとしてはほぼ描かれていないのですが、物語全体にエロスが漂っているのはやはり先生の絵柄の魅力でしょうか。私が先生の絵柄が好みだというのももちろんあるんですけどね♡

そばかす顔の月くんがどんどん色んな表情を見せてくれて可愛くなっていくのが見ていて楽しかったです。英隆さんも坊々ながら段々と頼り甲斐のある男性になっていったのが良かったです。

できればこの先の2人も少し見てみたかったです☆
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