溺れるナイフ
」のレビュー

溺れるナイフ

ジョージ朝倉

独特の世界観

2017年6月20日
ジョージ朝倉さんは、内面の渇望とか葛藤とかの描写が良くて、ギャグセンも好きなんですが、この作品は特にプラス不思議な感じというか、言外のなにかを書き出すのが上手くて凄く惹かれた。
若さからの全能感、キラキラギラギラ輝く感じ、存在感。不思議な繋がり。そこらへんの描写が凄く面白かった。
お互いに深くトラウマを持ってしまい、惹かれているのに近付くとズタズタ・ボロボロになってしまう。寄り道して逃げて向き合って、最後は良かったです。でももっと早くても良かったかも笑
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