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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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いいですね!2017年12月15日現代社会に凄く必要なマンガなんじゃないかな〜と思います。凪が少しずつ素の自分を見つけ、それを受け入れていくお話。
人の偏見や、見栄と素・表と裏なんかがやわらかい感じで描かれています。嫌な女を描くのが上手笑。逆に一生懸命で真っ直ぐな女性も出てくるので良い対比になってます。
あとはこのマンガのヒール役っぽい慎二が良い味出してますね笑。実は凪と慎二はそっくりなんじゃないかと。
二人共表裏を作り器用にやってますが、凪はそのズレによるストレスが内側(自分)に向き慎二は外側(相手)に向く。慎二は建前と本心を分けているだけで最初から結構素の方見抜いてますよね。
複数付き合ってる感じもないし、拗れ過ぎて本音が表せず、口と態度が悪いだけで唯一素が出せる拠り所だったのかもしれません。こっちも本心と向き合えばなにか変化あるかもしれないですね。
ゴンは…自分の興味本位だけで動いていて、執着しないので逆にどうなるか…。 -
あー…2017年7月10日なんか兄弟・姉妹でも比べられて…って今でもどの年代でも見るなあ…。
確かに10代は真夜ちゃんみたいなタイプがモテるけど真昼ちゃんは大学あたりでモテるタイプかも。可愛い系と綺麗系みたいな。
可愛らしい漫画だった。いいね
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ひえっ…2017年7月1日1P目から笑ったので、軽い気持ちで読んでたのですが…突然絵柄が変わってえーーー怖…。
が面白い!個性的な漫画。
主人公の女の子が真っ直ぐな変態で笑えるんですが、妄信的な真っ直ぐさのせいで、状況が悪い方向に行ってしまいがちでハラハラする。
途中からお友達というかサブキャラが増えて、それがまたキャラが濃くて良い。藤本が割とずっと可哀想で笑える。いいね
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スリル2017年6月30日めっちゃ面白い!!!!迫力がある!
北海道を舞台にアイヌの莫大な金塊を狙って、キャラの濃い人達がなんやかんやするお話です。本当にあさっての方向にキャラが濃くてトラウマになる笑
本筋自体が骨太でしっかりしていて面白いですが、他のとこが濃過ぎて頻繁に腹筋をやられています。最近の限界に挑戦する様なサービスシーンは一体誰向けなんでしょうか。シュールなユーモアセンス結構好きです。変顔が多彩。
茶化す部分もありますが、かなり調べられていている様で、アイヌの文化や食べ物(グロ美味しそう)の雑学や戦闘・狩猟シーンなどがサラッと事細かく描かれています。他にも映画や漫画かなんかのオマージュが結構あったり、ギャグもしれっと挟まるのも面白い。巻末の参考文献の多さにビックリ。
作者の前作の舞台も北海道で、主人公の杉元(本)は字違いで曽祖父がモデルになっているとのこと(ただのモデルで事実との関連性は全く無し)、休載かと思えば取材のために狩猟に行ったり、色々気合いが入っていて、凄い。ブログも面白い。
とりあえず冒険・バトル・キャラ・恋愛?・セクシーシーン()・ギャグ・グルメなどの要素がてんこ盛りで飽きない。迫力があってテンポ良く進む。
雑学も増えます。 -
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ダメ男とバカ女2017年6月20日責任感の無いナルシストヤりチンと一途を履き違えた頭も股もゆるゆるヤりマンのだらしないパコパコ日常漫画です。
一応美男美女に描かれてますが、男女双方キャラが好きにも、共感も感情移入も全く出来ませんでした。
バカっぽい演出ならまだわかるんですが、本人達は真っ直ぐな気持ちや信念、なんかっぽい臭いセリフを吐露します。え?
ハーレムといえば、可愛い・綺麗な子が自分のことが大好きで仕方なくて、選び放題やり放題!って感じですが、ガールズはあんま好き感を出しませんし、どちらかというと男の方がグイグイ、愛されはわわ私どうしよう…みたいな描写もあります。好きかはわからないけど、好かれてるし?金あるし?一人だとやってけないし?とりあえず制度にのっておこ!みたいな。そしてなんと女の子は他の男とも全然寝ます。
ハーレムものなのに、リアリティを出したいのかとにかく重い話を入れてくる。の割に全員適当でダラダラうじうじしており、無理矢理私達家族!みんなで強く生きてこ‼︎みたいなアットホームさを出してきます。これはTVで大家族シリーズを見た時のなんともいえない感情に近い。
全体的にどの層を狙っているのかわかりませんし、ヤべえな…という気持ちが先行して全然楽しめない。 -
素晴らしい2017年6月14日小学生の時に読んだ様なファンタジー系の本が綺麗にマンガになってる…!という感じ。
絵もとても綺麗で、老若男女読める様な健全で王道のファンタジーだったので、感嘆していました。
良書。いいね
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今までに居なかったタイプの主人公2017年6月8日これめちゃくちゃ好きです。ハマりました。
正義と悪(鬼)があって、戦って冒険をしていくという王道ストーリーを踏襲していますが、今までに無い雰囲気。
主人公が明るく前向きで人のために一生懸命頑張る!というとこまではよくありますが、底無しに優しい。その描写がところどころ出て来ますが、それが痛々しくて切ない。
鬼には自分も凄惨な目に合わされていて復讐の相手ですが、その敵に対しても優しさを傾け理解しようとします。勧善懲悪や戦いの末の敵との和解とはまた違う。敵は敵だし悪いことは悪いという様な。
一見あまりジャンプっぽくない雰囲気な気がしますが、全体的に最近の少年誌にはもう熱血正義漢は少なくて、ちょっと根暗ベースな感じが多い様な?そんな中で現代に合った真っ直ぐで優しい光属性の主人公なのかなと思います。これがジャンプで搭載されている事に面白さと可能性を感じます。
あとは唐突にサラッとユーモアセンスがぶち込まれるのがいいです笑 天然過ぎません?笑笑
炭治郎・善逸・伊之助が揃ったあたりでテンポがますます良くなり加速します。 -
そわそわした…!2017年4月29日これはなんか…かなり引っ掻き回されますね……。変態一途なとこのおかしなテンションとかうわーーやめてくれー!となるけど、その後の気持ちの移り変わりや展開の仕方は自然。一人一人の気持ちも共感出来てしまってあー…となる。そしていいタイミングでスパッとSF要素が入ってきますね。心臓に悪い。読んでてつり橋効果が発揮されてより揺さぶられました。弟ください。
追記:4巻読んでええーっ顔が良ければいいのかよ!とさすがに思ってしまった。凄い情熱的な感じだったし、気持ちを汲み取るより研究をとった冷静な奥さんとの対比になってたのに、過去の人達と同じ気紛れとなるのかな。 -
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今までになかったこわさ2017年2月4日いると場が明るくなったり暖かくなる人っていますが、そんな感じの可愛らしい人が主人公です。
当時の日本はやはり自由が無かったんだなあと思いました。すずさんも結婚等決められたことに沿って生きていくのですが、その人柄で周りを朗らかにし、みんなと仲良くやっていきます。
この作品の新しいところは視点がずっとすずさんの普段の生活中心で、暖かくアットホームな雰囲気を保ったまま進んで行き、いつのまにか静かに戦争に巻き込まれます。
あくまで戦争は日常の一部といった感じ。
だからこそとてもこわい。今までの戦争ものの様に、恐怖や悲惨さなどの教えを一方的に与えられれば、気持ちや感想も固まりやすい。
このマンガの様に、主人公はずっと暖かく優しく、日常を中心に描かれると、他の出来事の様に思ったり知らなければいけない話とかではなく、もっと身近なことだったんだと突きつけられます。
それぞれの感想が生まれるんだと思います。
最後に子供が出て来ます。あの子を見てなんとなくこのお話はかなり運が良い方で、優しく強い人達の話を読んでいたんだと思いました。
凄惨な出来事は確実に起こっているのに、すずさんの存在に救われる様な本でした。 -
人間性の問題では…?2017年1月25日まずなんのボカシもなく隣国のアイドルそのままのキャラが出てきますが大丈夫なんでしょうか。
年齢が上がったのに未だに少女の様に高い理想を持ち続ける人達に向けて、目を醒ませ!と頬を叩いて現実に戻すテーマかと思っていたら、先程の某芸能人まんまの一回り年下イケメン人気モデルと少女マンガ定番のラブ展開が繰り広げられます。そこは夢見させてくれるんだ…?笑
マンガのデフォルメかもしれませんが、出てくるキャラが自己中か毒舌か変人、主人公格の女性達の脳ミソはバブルより?全体的に30代にしては幼過ぎる様な…。
年齢が上がって女性としての価値は下がってるから理想を下げるべきというより、人間性の問題では…?
おじさんではなく同性がこの時代にこういう笑いでウケ狙ってくるの逆に新鮮なのかもしれません。
ファンからのお便りコーナーでも、相談者を写真付きで募集し、晒し叩いていて衝撃を受けました(一応写真はボカシ有り…)。ヒモザイルの炎上がチラつく。
痛いアラサーを嘲笑うより、嫌みったらしくイジリ倒すお局を彷彿とさせられましたが、ふと作者様の結婚遍歴をググッて無の境地に。
次回作は離婚する女がテーマで決まりですね。
色々と真顔になってしまいました。 -
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凄い2016年8月28日一気に読んだ…。
グロは苦手だけどなぜか気になってしまって読み進めてました。キャラクターはみんな妖しく魅力的で狂気的。色っぽい人が多いのがいいです。
それぞれの悩みや葛藤などの拗れからきている執着や倒錯がラストに向けて徐々にほどけていくのが見事。人の内面の洞察力が深く鋭い。
見た目のイケメンはテツオですが、メンタルイケメンはタイチですね。どっちも格好良い。
この2人の関係も、矛盾はあるものはそのままに、自然な感じでおさまり素敵でした。名前のくだりも良かった。
今までの流れからしてラストがこれはアリなのか?とビックリしましたが、タイチはテツオの存在をずっと肯定していたことを思い出し府に落ちました。というかテツオが格好良すぎてもってかれた。
作品として完成度が高く一貫していてかなり読み応えがありました。読み返したら色んな発見がありそう。
描写はやはり怖かったけど筋が通った良書でした。