絶望ではない、という温かさ





2017年6月29日
テーマが重いものなのでさらっと読んでしまえる内容ではありませんが、作者の方の安定の技量というか、重いけれど考えさせられるけれど押し付けがましい『正論』を描かれていない短編です。
テーマである罪自体は日常的に存在するもので、それに直面したケース、関わる一般の人達の心理と判断を追ってあります。舞台が裁判所や警察署ではないため、より自分の現実の中で想像しやすいと。
同情や憤り等の感想は様々あるかと思いますが、個人的に、感情を動かされる作品を描かれる方だと感じています。
テーマである罪自体は日常的に存在するもので、それに直面したケース、関わる一般の人達の心理と判断を追ってあります。舞台が裁判所や警察署ではないため、より自分の現実の中で想像しやすいと。
同情や憤り等の感想は様々あるかと思いますが、個人的に、感情を動かされる作品を描かれる方だと感じています。

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あきすま さん
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