このレビューはネタバレを含みます▼
(小説、本編+短編2本)
*合冊版で読みました。
<COLD SLEEP→LIGHT→FEVER>
タイトルが違いますが、3部作続きものです。
ははは。。
読み終わりましたよ。
てか、読み終わっちゃいましたよっ。
もうね。
作者さんファンなんで、こういうキツイ展開も慣れてきましたけどね。
やっぱり!!!
てな感じで一筋縄ではいかない最終巻でした。
ツライのが苦手な方には、2巻LIGHTで読み終えるのも超アリです!
それくらい、どっっしりな、ため息の出るようなお話でした。。
でも、こういう、夢あるファンタジーじゃない、人生につきもののバッドな時を書き現すのが最高に上手な作者さんですから、余韻残りまくりの心にのしかかるようなストーリー3冊分(合冊版で)一気に読めて良かったです。
後ろの短編は、ひとつは後日談のLAST FEVER 四季。
これでこの話が、落ち着くところに落ち着きます。
この後日談なしでは、読み手は満足しにくい、と思う。
もうひとつは、花咲く花散る花開く。
番外編的な後日談で、前作2冊を順番に続けて読むと納得の〆なお話です。
さらにスピンオフでCOLD HEART(東京・NYの2冊)があります。
透の友人のお話。
余韻が冷めずに続けて手に取りましたが、本作3部作に負けず劣らず、ヘビーな読み応えのお話でした。
時系列としてもCOLD SLEEP3部作の後になり、透たちもたまに登場していて、その後の様子が垣間見れます。
話の内容はそんなにリンクしてないので別作品としても読めますが、両方読むなら先に本作3冊読んでからをオススメします。