このレビューはネタバレを含みます▼
女として、うおおーっ!!
って、内心はそんな感じでした。
最初の主人公ちゃんが半額シール貼り付けるときのちょっと歪んで泣きそうな顔とかもうアーって感じ。共感。
数人の女性をとりあげて、オムニバス? っていうのかな? 短編で綴られている。それぞれがそれぞれの悩みを抱えていて、でも必死に生きてるってのが伝わる。それぞれの悩みの原因は根本的には女だから。タイトルにグッときて読んでみたら、こういう中身も嫌いじゃないなぁ。
みんな傷ついて、悩んで、そんでもって解決ってほどではないけど、ちょっとだけ最後に救われるというか。報われるわけではなくて、見方を変える何かがあって、そういうのひっくるめてああいいなあって思った。