良い意味で、ドロドロとした昼ドラの様





2017年8月12日
原作になった本についてWikipediaで見たものの、何処までが原作通りで何処までが作家さんの創作なのかは判断できませんでしたが、他の作家さんが描く金瓶梅と比較すると主人公とされる金蓮の性格すら大きく異なるので、賛否両論の意見を見かけます。
竹崎さんの描く金瓶梅ですが、短気なのに時には強かな金蓮が大好きで、他の各キャラクターにも愛着が持てます。欲望やら愛憎やらが渦巻いて、ドロドロといがみ合うのはかつての昼ドラの様ですが、トラブルを金蓮が水戸黄門の如く上手くまとめるエピソードも多く爽快で、レディコミですが後味悪くならずにサクサクと読み進められます。
竹崎さんの描く金瓶梅ですが、短気なのに時には強かな金蓮が大好きで、他の各キャラクターにも愛着が持てます。欲望やら愛憎やらが渦巻いて、ドロドロといがみ合うのはかつての昼ドラの様ですが、トラブルを金蓮が水戸黄門の如く上手くまとめるエピソードも多く爽快で、レディコミですが後味悪くならずにサクサクと読み進められます。

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KM さん
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