このレビューはネタバレを含みます▼
「淵底の蛇」
高校生の直輝は養護教諭の朔巳が気になってしょうがない。会いたくて保健室に通うが、クラスメイトの菅尾から忠告されて…。「濡れねずみたちの恋」前段のお話。当初はこれにて終了予定らしかったので、続きがあって良かった。あのままじゃ辛すぎる…。
「濡れねずみたちの恋」
直輝のクラスにゲイだと公言する稜が転校してきて。稜が素直でいいキャラでした。過去に辛いことがあったぶん、どうすればいいのか感じることができるんですね。周りの子供たちがいい子でしっかりしているだけに、教師である朔巳にはがっかりしてしまいます。でもラストシーンがいい感じだったので。作者さんのデビューコミックスとのこと。次作も楽しみです。