略奪のエンゲージ 花嫁は蜜に濡れて
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略奪のエンゲージ 花嫁は蜜に濡れて

斎王ことり/椎名咲月

怪しげなファンタジー…かな

ネタバレ
2017年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 329ページでした。強引俺様魔王様のヒーローと絶世の美女のヒロインが…結論から言うと、昔の約束を果たし純愛を実らせるという話です。
【呪術・魔力・神通力】といったものが満載で、最初は西洋風のファンタジーかと思っていたんですけど、後半からだんだん怪しげな雰囲気になっていき、ヒーローもヒロインも呪術師から『呪い』がかけられていたりして、けっこうアラビアン風になってきます。
ヒロインは女神と崇められる存在で、幼少期の記憶が無く、王に囲われて生活しています。そして癒しと治癒の能力があるので、どこの国の王からも取り合いになり外へ出さず囲われてしまう存在です。
このストーリーもざっくり言うと、女神であるヒロインをヒーローと悪役が激しく取り合う…という感じかな?
独特な世界観なので、後半は特によく読まないと、なかなか明かされない真実に混乱したりイラッときたりしますね。ラストのラストでやっと種明かしがあり一応はハッピーエンドです。
☆4ほどじゃなく、☆3~3.5ぐらいかなあ?と思いましたがオマケで☆4にしておきます☆彡
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