水の春
」のレビュー

水の春

黒沢要

後半になるほどよい

2017年8月22日
高校生のお話と、その主人公の親の(昔)話で、まるっと1冊。
お話は後半になるほどよいです。
正直1話目は「勘違い」の描き方がうまくありません。
読み返した時に、確かにそうとも取れた!とか、気づかなかった!というのが上手な描き方だと思うのですが、読み返しても、この描写はそう取れないよというワザとらしい感じでした。
でもそれがなければ、雰囲気とか優しい感じとかがよいです。
空気がさらーっと流れてるような、透明感というか、そんな雰囲気がよいです。
総168ページ。
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