このレビューはネタバレを含みます▼
keyは、30代女が期待する「若いだけの女には目もくれず、主人公の仕事を1番応援してくれる年下クン」という都合のよいキャラから逸脱し、若い女性の仕事っぷりの方を高く評価しているところが、痛快でした。
ドラマでは残念ながら格下げされてましたが、マミちゃんは物語の中でかなり重要なキーパーソンです。ただ、最後にタラレバ予備軍に収まらず、ドラマ同様に颯爽と電撃結婚してほしかった。そっちの方が最後までエグる若い女性でいられたのに。
香と小雪の結末は、ドラマの方できちんと決着ついてたからよかったですが、原作では消化不良でした。あのダメンズどもがあれで引き下がるわけないのに、うやむやで終わってしまったのが残念。
倫子については、女子会うんぬんより肝心の仕事はどうしたの?30代女と仕事って、重要テーマじゃなかったのか?と。テキトーに終わらすなら、別に脚本家じゃなくて、普通の会社員にした方が共感も得やすかったのでは?と思いました。