それでも、産みたい―40歳目前、体外受精を選びました―
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それでも、産みたい―40歳目前、体外受精を選びました―

小林裕美子

一見、サクセスストーリー。実は失敗談。

2017年9月11日
19歳で付き合い始め、27歳で結婚。それなら、すぐに妊娠を意識して行動し、不妊のファクターを早期発見して若いうちから治療に取り組んでいれば。妊娠中に高齢出産ゆえの不安はなかったし、NICUに行かずに済み、2人目以降だって産めたかもしれないのに。
仕事だー、趣味だー、自由だーってやってても、結局後々に子どもほしくなってるし。それなら、高齢になる前に考えた方が絶対いい。特にこのダンナのような脳天気ぶりは、結果として我が子の一生を脅かしかねません。
子どもを授かったのでサクセスストーリーに感じますが、とんでもない。若い夫婦には特に、このケースを反面教師にしてほしい。そういう意味でオススメの本ですね。
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