ふたりの熱量【電子限定おまけ付き】
」のレビュー

ふたりの熱量【電子限定おまけ付き】

橋本あおい

表題作+2作品

2017年9月13日
「ふたりの熱量」
ライター龍之介のところにイタリア人のディーノが3ヶ月だけ同居することになって…。一人の生活に慣れてきたはずだったのに、いつの間にかディーノとの生活が心地よくて。ディーノのストレートな言葉が、龍之介の隙間を少しずつ埋めてくれるんですね。やっぱり情熱的!ディーノが淋しかった龍之介の頭をなでなでをしてあげるところにほっこりしました。優しい気分になるお話でした。

「アワーズカフェへようこそ」12ページ
出会って1年の龍之介とディーノの旅行のお話。旅先で寄ったカフェは「恋とセンチメンタリズム」の二人のお店です。

「右か左か」
20年来の付き合いがある北條と南海のお話。こちらは「伸るか反るか」の前作なんですね。先にあちらを読んでいたので、二人の馴れ初めがわかって良かったです。二人とも40代なんだけど、若いときのスペックがちらりとでてきて、やっぱりイケメンは年を重ねてもイケメン!いい大人なのに、もだもだしたゃう二人が可愛くて。こちらを読んだらまた「伸るか反るか」を読み返したくなります!

「君が魔法使い。」
魔物迦炎と魔法使いの子孫翠のお話。ファンタジーでした。橋本先生が?と意外でしたが、可愛いお話でした。
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