隷属の花嫁は執事の愛戯に揺蕩う
」のレビュー

隷属の花嫁は執事の愛戯に揺蕩う

仙崎ひとみ/湯浅あゆ

☆3.5ぐらい…敬語ヒーロー好きにオススメ

ネタバレ
2017年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 211ページでした。作者買いです。ヒロインの両親は悪い人では無いんだけど、金遣いが荒くて困窮している男爵家です。しっかり者のヒロインは家が潰れてしまわないように、16歳になった時に家を出て、裕福な家のベビーシッターをして堅実に働く頑張り屋さんです。そして元は美人なんですが、装う事をしないので地味に見えています。ヒーローは公爵家の執事で、イケメンで頭もよく色々な事をこなす才覚に溢れている人です。
ストーリーは、ヒロインに公爵から縁談があり、公爵家の執事のヒーローが『公爵夫人になるための指導』を行う…という、割とよくあるパターンの話です。
だいたい予想どおりの展開ですが、ヒーローが遣える公爵が放蕩バカ息子で、ヒーローを困らせて喜ぶような最低男でした。『公爵への悦ばせ方』という閨の指導までレッスンに入れたのも嫌がらせ?だったのかも知れないけど…ヒーローにとってはラッキーだったのかも?。
その2人(公爵VS執事)の確執が、最後までドロドロともつれ込んで…その間にヒロインがヒーローへの愛でどんどんキレイになっちゃって…、最後はヒーローがある一大決心をして無事にハッピーエンドになります。
☆3.5になったのは、ヒロインがちょっと地味っぽいし、ヒーローは真面目な男なので…何というか華やかさに欠ける感じがしたから。レッスンが基本室内だから仕方ないかも知れないけど。
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