監禁された乙女
」のレビュー

監禁された乙女

桐野りの/花岡美莉

特殊能力を持つヒロイン

ネタバレ
2017年9月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 222ページでした。人の病や怪我を癒す力を持つ村娘のヒロインと、めっちゃ強引なヒーロー王子の身分差ラブです。
☆3にしましたが…☆2.5ぐらいの評価です。悪くはないんだけど…。
まず、登場人物が少ないです。ヒーロー・ヒロイン・王付きの医者の3人が王宮内であれこれする内容が8割です。他は、ほぼ寝てるだけの王、ヒロインの育ての親、悪役の叔父が少し出てくるぐらい。
そして、ヒーローがヒロインを囲うのも強引過ぎてついて行けない(苦笑)。悪役に加担する医者の方がまともな人に見えるくらいです。
ヒロインも王の治癒をイヤと言ってたのに、やらせてくれと頑張ったりして…ちょっとよく分からないなぁ~と思う(^-^;)。
ヒロインの特殊能力で、王から出ている瘴気やどす黒い触手をねじ伏せるというファンタジーなんですけど、意外にラブ描写が多い割には、なんか淡々として暗いストーリーでした。ラストも身分差は何の問題も無く淡々としたハッピーエンドです(苦笑)。
甘い雰囲気や華やかさは全く無く、ファンタジーというにも物足りない。花岡さんの絵が好きで購入したのにちょっと残念でした☆彡
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