このレビューはネタバレを含みます▼
初めて夜原先生の作品を読みました。
秘書小田の画策から契約結婚後一ヶ月までストーリーは緊張感も高まって，最後どういう落ちになるかの前に，もう一波乱あるのではと期待しました。が，本当の終盤は少々物足りなかったかなというのが唯一残念なところ。
ロッジシーン後半での二人の会話（やりとり）が一番好きです。
ストーリー二の次に評価するなら，夜原先生の文体（比較的短い文章で，テンポよく，話が進むところ）がとても読み手である自分の相性にあって，お気に入りの作家さんになりそうです。
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