王道バトル+しっかりした心理描写





2017年9月30日
王道のバトル漫画です。その点だけでも十分楽しめますが、はずせないのはキャラの心情もしっかり描かれている点。
例えば、この物語はケガレ(悪霊みたいなもの)とそれを祓う陰陽師の戦いが主軸ですが、主人公の少年(ろくろ)は昔は陰陽師を真剣に目指していたものの、物語開始時はそれをやめてしまっています。
そこに至った経緯、再び陰陽師になることへの葛藤、といった辺りがしっかり描かれており、感情移入しやすいです。
また心理描写の面で忘れてはならないのは、ヒロイン(二人目の主人公といった方が近いかも?)の紅緒(べにお)との関係。心象最悪から始まる二人ですが、いつの間にか少しずつ変わっていく互いの心情も、この物語を支える根幹になっていると思います。そして時折垣間見えるその心情も、この作品の重要な魅力であり好きな部分です。
例えば、この物語はケガレ(悪霊みたいなもの)とそれを祓う陰陽師の戦いが主軸ですが、主人公の少年(ろくろ)は昔は陰陽師を真剣に目指していたものの、物語開始時はそれをやめてしまっています。
そこに至った経緯、再び陰陽師になることへの葛藤、といった辺りがしっかり描かれており、感情移入しやすいです。
また心理描写の面で忘れてはならないのは、ヒロイン(二人目の主人公といった方が近いかも?)の紅緒(べにお)との関係。心象最悪から始まる二人ですが、いつの間にか少しずつ変わっていく互いの心情も、この物語を支える根幹になっていると思います。そして時折垣間見えるその心情も、この作品の重要な魅力であり好きな部分です。

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Kanaria13 さん
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