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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


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王道バトル+しっかりした心理描写2017年9月30日王道のバトル漫画です。その点だけでも十分楽しめますが、はずせないのはキャラの心情もしっかり描かれている点。
例えば、この物語はケガレ(悪霊みたいなもの)とそれを祓う陰陽師の戦いが主軸ですが、主人公の少年(ろくろ)は昔は陰陽師を真剣に目指していたものの、物語開始時はそれをやめてしまっています。
そこに至った経緯、再び陰陽師になることへの葛藤、といった辺りがしっかり描かれており、感情移入しやすいです。
また心理描写の面で忘れてはならないのは、ヒロイン(二人目の主人公といった方が近いかも?)の紅緒(べにお)との関係。心象最悪から始まる二人ですが、いつの間にか少しずつ変わっていく互いの心情も、この物語を支える根幹になっていると思います。そして時折垣間見えるその心情も、この作品の重要な魅力であり好きな部分です。 -
やみつきになる不思議な魅力2017年9月30日とても面白いです。
ストーリーも面白く、世界観もいい。ちなみに世界観はSF・ファンタジーという感じですが、バトルも多いです。
キャラも魅力的。というより、絵柄も相まってか、たくさんいるキャラみな好きになる。この作品の特に好きな部分の1つです。
また、バトル多いと書きましたが、圧倒的な力で勝つとか、土壇場で覚醒する、協力な助っ人が来る、みたいな勝ち方でなく、最後は戦略で勝つといった面が多いです。頭脳戦という程ではなく、実は全部掌の上、というのでもない。割と戦力は拮抗していて、時にはかなりピンチになったりもし、でも最後は戦略や絶妙な連携で押し切る、といった感じ。この辺りのバランスがすごくいいのか、他の作品にはない面白さがあります。
唯一の不満は、「早く新刊出して」の一言。不思議な魅力がある作品です。 -
ヒューマンドラマ好きならまず間違いない2017年9月30日主人公は高校生にしてプロ棋士(将棋差し)。ただし将棋漫画ではなく、将棋について全く知らなくても問題ないです。
この作品の軸であり面白さはヒューマンドラマ的なもの。作者自身が「様々な人間が、何かを取り戻していく優しい物語」と単行本に書いていますが、まさにその通りの内容だと思います(引用そのままですが、これ以上にふさわしい表現を思いつかない)
そしてこの点が最も魅力を感じる部分であり、多くの人にすすめたい理由でもあります。
個人的にもうひとつはずせないのは、作者の絵がとても魅力的だということ。絵が上手いと感じる作品は他にたくさんありますが、これほど魅力を感じる絵は正直ほとんどない。多分、非常に生き生きしているように感じられるのだと思います。この絵があってこその、この作品。 -
一度主人公の成長を味わったらやみつき2017年9月30日この面白さはどこから来るのか。
薙刀という競技も、それが高校の部活にあることも知りませんでしたが、自分でやってみたくさえなります。
高校の部活(スポーツ)という舞台。スポ根系漫画ではよくあります。でも女子中心のためか、いわゆる熱血、という感じはあまりしない。
高校から薙刀部に入った主人公の旭日(あさひ)は、中学では文化部。しかも運動音痴。当然、弱い。部内でも底辺。でも多分それだけに、旭日の成長していく様は惹きられる。
もちろんいきなり急成長したりはしないですが、底辺ながら踏ん張るその姿は目が離せないですし、できなかったことが一つできるようになると自分までうれしくなる。いつの間にか、どんどん惹きつけられていきます。強くなった、と感じたころには、きっとやみつきです。
旭日だけでなく他のキャラも個性的で魅力的。というより、旭日だけでもこの物語の面白さは生まれてないと思います。
序盤読んでみて面白いと思えれば、その面白さはきっと加速していくと思います。 -
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人と人との関わりが一番の魅力2017年9月30日ちょうどジャンルが「ヒューマンドラマ」に分類されてますが、自分が一番好きなのもその部分。
兄ムッタが、宇宙飛行士になった弟ヒビトの後を追って宇宙飛行士を目指す内容。
宇宙飛行士を目指す、という点ではサクセスストーリー的な面もあるかと思います。
宇宙飛行士のたどる道(選抜試験とか訓練とか)を、ムッタの体験を通して知ることができる点も面白いです。実際宇宙飛行士に興味が湧きます。
ただそれ以上に、人と人との関わりに魅力を感じます。少年マンガ等によくある超人的な、あるいは万能なキャラはいません。主人公からして、かなり色々人間くさいです(そこがまた面白いのですが)。新しいキャラが出てきては、「また変なキャラが出てきた」とよく思います。ただ、話がすすむうちにそのキャラのことが分かっていき、いつの間にか愛着が湧いていて、気がつけばそのキャラを好きになってます。そして様々なキャラとの出会いが、この物語を際立たせているように思います。
万人におすすめできる、そしておすすめしたい作品です。 -
不思議と雰囲気に惹かれる2017年9月30日一言でいえば、雰囲気が好き。
ストーリーも正直いいです。キャラもいい。絵もいい。ただしそれぞれがバラバラでなく、ストーリーはけっこうシリアス目にも関わらず、キャラと絵もマッチしていてゆるふわ(?)的な雰囲気も醸し出している気がします。
もともと、他誌に出張掲載されていたとある一話を読んで雰囲気が気に入り、読んでみたいと思ったのがきっかけです。そしてその雰囲気が好きな感覚は今でも同じで、キャラや世界観、作品自体に愛着を持っている、といった感じです。そしてストーリーがいいので先が気になり、楽しめてます。
少し読んでみて雰囲気が気に入ったら、その先も楽しめると思います。いいね
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読まなきゃ想像もできない面白さ2017年9月30日超俺様気質な天才肌がひょんなことから声優を目指す内容。
面白いんです、本当に。
でもなぜこんなに面白んでしょうか?うまく説明できないのですが、1つには、声優という仕事について、主人公がその身を持ってぶつかることで解説してくれてるような一面があること。自分は声優について全くしらないのですが、「声を当てる」という仕事で必要とされることやぶちあたる壁など、普通なら想像もできそうにないことを、主人公の体験を通すことで自分(読者)にすっと入ってくるような感覚があります。
あともうひとつ自分が好きなのは、この主人公、もともと天才肌で万能なのですが(といっても声優としてはずぶの素人からスタート)、向上心が半端でなく、つねに全力で、本気も本気。努力は一切惜しまない。超俺様気質な性格は正直悪人レベルなのですが、それさえ霞んでしまうほどに、一体どこまでいくのか、どこまでやってくれるのか、そんな清々しいほどの期待を抱かせられます。そんなところも自分がこの作品を好きな理由の1つだと思います。
とはいえ、どんな内容か、どう面白いのかは読んでみないことには想像がつかないと思います。
最初だけでも読んで面白いと思えたら、きっとハマると思います。 -
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映像化不可能ではと本気で思った作品2017年9月30日面白い。基本的にこの一言に尽きます。
読んでいる間、実写化されるというのは知っていましたが、最後まで読み終えて、映像化なんてできるのだろうか?と本気で思いました。(断じて映画やアニメを否定する気はありません。むしろどう映像化されたか興味あります)
ストーリーもいい、キャラもいいしバトルシーンもいい。ただこの物語の骨格とも言えるのは、主人公の揺れ動く心情とその推移、そして描写にあると思います。その部分がとても映像で表せるとは思えず、むしろそれが抜け落ちて形骸化してしまいそうな不安を感じたのが理由です。
繰り返しますが、断じて映画・アニメを否定したい訳ではないです(気を悪くした方、ごめんなさい)。言いたいのは、それほどこの作品のその部分に惚れ込んでしまった、ということです。
映像化不可能なんて思った作品、マンガでは始めてで、小説でも1つしかありません(あくまで自分の中でですが)
まとめれば、やはり面白い、の一言です。多くの人におすすめしたい作品です。いいね
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何回読んでも面白い2017年9月30日この作品を知ったのは本サイトで最初の数巻が無料になっていたとき。でもなんとなく食わず嫌いで読みませんでした。だいぶ経ってまた無料で読む機会があったので、とりあえずよんでみたら、面白かった。続きが気になり購入はしたが、一回読んだら読み返すことはなさそう、と思っていました。ところが蓋を開けてみれば、これまで読み返した回数は他の購入作品の中でも1位2位を争うくらいという自分がいました。
ストーリーももちろんいいですが、キャラが非常に魅力的なのも大きいかと思います。色々なキャラがいて、読むほどに好きになっていく。そしてキャラ同士の掛け合いがまた楽しい。
読むほど作品もキャラも好きになる。もちろんそれは料理マンガとしての面白さにも直結していると思います。
最初の方を読んでみて面白いと思えれば、その先もきっと(というよりもっと)面白いです。いいね
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はじめから読んで始めて良さが分かる2017年9月30日連載していた当時(だいぶ前ですね)、この作品が好きな友人がいました。自分でも途中から途中までですがそれなりに読んだことがあり(バトル中心でかなり盛り上がるあたりを含んでいた)、確かに面白くはあったのですが、作品全体として「好き」とまではいかない程度でした。特に主人公(の片割れ)がなぜ小学生なのかと。
最近1巻から順に通して読んでみて、始めてこの作品の面白さが分かった気がしました。最初から順に積み上げていくことで始めて生まれるこの面白さは、他に類を見ないように思います(最後まで読まないと楽しめない、ではなく、最初から読んでいけばちゃんと面白いです。ただし途中を飛ばすことはおすすめできません)
巻数は多いですが、それだけの価値がある作品だと思います。