嫌いは好きよりモノをいう(フルカラー)
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嫌いは好きよりモノをいう(フルカラー)

Nanami/Suri

弁護士×事務員の韓流的恋愛ストーリー

ネタバレ
2017年10月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公は未婚四姉妹の三女です。取り立てて秀でた能力はないけれど、姉妹の中で可愛いがられて育ち現在は法律事務所で弁護士補佐をしています。ある日お身代わりで行ったお見合いの相手が同じ事務所の弁護士として再会します。最悪の出会いから2人は反目しますが、しだいに心惹かれていくように。。。同じ法律事務所に務める弁護士と平凡な主人公の恋愛マンガです。イタズラなkissみたいな格差カップルですが、主人公がきちんと地に足のついた常識人でとても好感がもてます。
弁護士はいわゆる論理的思考の持ち主で、女心は分からないと自認してしまうのですが、上に姉は4人いるという家庭環境から女性に対するリスペクトはきちんともっていて、主人公への思いやりをすごく感じます。
ずっと嫌いだったのにいつの間にか好きになっちゃった☆みたいなラブストーリーです。
主人公が全員未婚で実家住まいの四姉妹の三女という設定が面白く、母親から口うるさく言われながらも家族の仲が良くいっしょに暮らしている様が楽しいです。あとお母さんの娘たちへの嘆きとか、伊藤先輩の素晴らしい切り返しだとか地に足のついた常識的かつ機知に富んだ軽妙なセリフまわしがすごくおもしろいです。
主人公と長女が結婚してからは次女の物語が始まりました。
ずっと読んでいて、実家で酒盛りするとき床に直に立て膝で座っていたり妙に韓国料理が出てくるのを不思議に思っていたんですが元々韓国の作品を日本を舞台に書き換えたからみたいです。
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