シュールで切なくてシリアスで。





2017年10月7日
エロ系コミカル小説かな〜と軽い気持ちで読んだのですが、シリアス展開が多めで良い意味で期待を裏切りました。官能的な部分は少なめで切ない心理描写や受け攻めの検事という職業部分へのクローズアップがされておりストーリ性のある内容です。切なく重い展開もありますが、ライトな文体でそこまで悲壮感はありません。攻めの「自由すぎる奔放さ」受けの「繊細で生真面目な健気さ」が上手く表現されており受けの心情に共感できストーリーに引き込まれました。スパダリ過ぎない攻めが好きな人には最適だと思います。

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