僕の手とって
」のレビュー

僕の手とって

三崎汐

表題作のみ。ぎゅっと切なくなる二人の恋

2017年10月15日
「僕の手とって」
3年前、清掃員として働く守と、家出してきた中学生翔は出会った。お互い想いを残したまま離れた二人だったけど…。三崎先生の新刊楽しみにしていました!最初から最後まで、胸がぎゅうぎゅう締め付けられっぱなしで苦しかったけど、今回も良いお話でした。自分で何とかしようとする孤独な守と、そんな守に頼ってほしい翔。幸せになってほしいのに、ざわざわした感じや切ない感じに展開していく様は、辛いのに引き付けられてしまいます。三崎先生の作品は、優しくて壊れやすそうな世界観が独特で、本当に大好きです。

「ギプスがとれるまで」描き下ろし 2ページ
「カバー下マンガ」それぞれ1ページ
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