このレビューはネタバレを含みます▼
可愛い容姿で周りからも愛され素直で良い子に育った者と、外見を蔑まれるうちに心まで醜くなってしまった者。対称的な2人の入れ替わりを描きながら、人は外見がすべてではないという当たり前のようで忘れられがちな道徳的なメッセージ。アニメでも映画でもいいから、こういう作品が映像化して、たくさんの人に知られればいいのにと思う。
「赤月」に関する設定が曖昧で御都合的だったのと、恐らくタイトルの由来であろう「よだかの星」を本編に絡めてくれたら、もっと良かったのに。ということで☆4とさせて頂きます。